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【F1】トロロッソ・ホンダもしかして台風の目に?

 2018年開幕前のF1公式テストがバルセロナのカタロニアサーキットで実施された。前後半合わせて8日間のテストではPU / シャーシの信頼性の確認およびセットアップ、ピット作業チェック、ニュータイヤの評価など様々なテストスケジュールを各チームがプライオリティーに沿ってデータ取りを進めていく重要なテストだ。

 またマシンのチェックだけでなくドライバーもマシンのフィーリングを確認し出来るだけ多くの走行を通じて理解を深めていく。まさに開幕前の総仕上げでありテストデーターから今後の戦略、アップデート等を各チームは準備を進める事になる。

 そんな中、注目のチームがマクラーレントロロッソだ。この2チームは昨年搭載されたPUが入れ替わっておりマクラーレンはホンダからルノーへ、トロロッソルノーからホンダへそれぞれ変更することになった。昨年はホンダエンジンの信頼性不足、パワー不足を内外に訴え続けたマクラーレンが昨年3勝を挙げたルノーエンジンを搭載し競争力を手にすることができるかが注目されている。個人的な意見としてはホンダエンジンには問題なくマクラーレンのクソシャーシが問題だと思っていたので実際ルノーのPUを搭載してパフォーマンスが上がるのかどうか注目していました。

 

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結論から言うと・・・

 

マクラーレンは残念シャーシだったことが判明(現時点では)。

 

 8日間のテストでルノーPU2基破損、熱処理対策が貧弱で暫定的にカウルの3か所に穴をあけて対応するというお子ちゃま対応・・・その他にもナット破損によるタイヤ外れ、エキゾーストパイプ外れ、オイルリークなどトラブルの玉手箱状態。昨年はリアウィング立てて強力なダウンフォースを発生させストレートのスピードが出ないと毒づいてたが今年もその傾向は続きルノーPUで324.4km/hで10番手。因みにノーパワーと言われていたホンダPUは333.3km/hを記録し4番手だった。テストスケジュールも順調にこなし皆の予想をいい意味で裏切る結果を見せたトロロッソホンダ。

 

もしや中団チームの上位を狙えるのでは?

 

と正直思いました。昨年とは桁違いのテスト周回数を重ねノートラブル(最終日こそデータ異常値が発生しましたが・・・)チーム全体がポジティブでコミュニケーションも良好。各チームがデータ取り重視で全力を出していない可能性があるとはいえ最高速4番手は評価できるのではないかと・・・

 とにかく今年は久しぶりにワクワクしながら開幕を待てるという幸せをかみしめています。という事で3/25のオーストラリアGPは必見!

 

Go Red Bull Toro Rosso Honda !

 

 

※HONDAのCM「負けるもんか」なかなかいいCMですよ

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