【F1】2019 ROUND 3 中国GP
舞台は波乱のバーレーンから近年モータースポーツの人気が沸騰中の中国へ。1国2戦目開催の可能性が報じられており目が離せない中国。トップ３の力関係が見えてこない中注目はバー連GP後のインシーズンテストで課題が見えたというレッドブル。空力に問題を抱えていると公言、スペインGPに大型アップデートを予定しているが本GPでどこまで改善されるか気になるところだ。
前回バーレーンではルクレールのまさかのエンジントラブルにより2戦連続の1-2フィニッシュを飾ったメルセデス。ここ中国では力強いペースを発揮して貫禄の3連続1-2フィニッシュを達成。優勝はハミルトン、2位がベッテル、3位にフェラーリのベッテルという結果に。現段階ではメルセデス勢がチーム、ドライバーズ共に少し抜けてきた感がある。やはり総合力が最も安定しているメルセデスは派手さはないが今年も強い。詳細は各メディアでアナウンスされているので割愛して注目のレッドブルに目を向けると・・・
フェルスタッペンが4位、ガスリーが6位。さらにホンダPU勢で見てみるとトロロッソのアルボンが10位に入り2戦連続3台入賞とまずまずの結果に。そんな中、ガスリーが自身初のファーステストラップを記録。その他では前日のクラッシュで予選に参加できずピットスタートとなったアルボンが驚異の追い上げで10位入賞。チームの苦労に報いる貴重な1ポイントを持ちかえった事はホンダマニアとして嬉しいトピックとなった。またアルボンに至ってはドライバー・オブ・ザ・デイに選ばれ才能の片鱗を見せてくれた。プレシーズンから評価がうなぎのぼりのアルボン。アジア人初のF1ウィナーにもっとも近いドライバーかもしれない。また、次戦アゼルバイジャンではホンダが前倒しでPUのアップグレードを投入というニュースもありますます目が離せない展開に。バクーの旧市街地アップヒルセクションはドライバーのテクニック＆度胸が試されるシリーズ屈指の市街地サーキットだ。歴史ある美しい街並みが華を添える見ごたえのあるグランプリとなるだろう。
今年のF1はワクワクが止まらない。
