【F1】2019 ROUND 6 モナコGP
メルセデスの勢いが拡大する中、舞台は最も優雅なグランプリと言われるモナコへ。スペインで低速コーナーの速さも見せつけたメルセデスがモナコでも優勢との見方が支配的だ。そんな中、モナコが得意なレッドブルがどのようにメルセデスを攻略するのか注目の一戦だ。
結果は既知の通りメルセデスのハミルトンが優勝、2位にフェラーリ―のベッテル、3位にメルセデスのボッタスという結果に。メルセデスのワンツーは途切れたが、驚いたのは先日亡くなったニキ・ラウダ氏のカラーリングをヘルメットに施したハミルトンとレプリカヘルメットのベッテルでニキ・ラウダ氏の追悼ワンツーフィニッシュとなった事。ニキ・ラウダ氏を忍ぶモータースポーツ関係者には忘れられないグランプリになった。レース詳細はメディアでアナウンスされているので割愛するが注目のレッドブルに目を向けるとフリー走行、予選を通じて全般的に力強いペースを発揮。姉妹チームのトロロッソも好調で予選ではQ3にホンダPU全車が残った。レースでは残念ながフェルスタッペンがピット時のボッタスとのインシデントペナルティーにより2着フィニッシュから4位へ降着となったが、レース全般でタイヤに苦しむハミルトンにプレッシャーを与え続け存在感を見せつけた。またホンダPU全車の入賞は1987年イギリスGP、全車8位内は1991年イギリスGP以来だ。今後のアップデートにも期待できそうなのでどこまでメルセデスに追いつけるか楽しみだ。
次戦カナダGPはパワーサーキットなのでフェラーリの巻き返しが予想されるがホンダ勢のパフォーマンスに注目!
Go for it,HONDA!