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【F1】 2019 ROUND 9 オーストリアGP

 メルセデスマクラーレンホンダの連勝記録11勝に並ぶか注目されるオーストリアGP。奇しくもその舞台はレッドブルホンダのホームGPとなるレッドブルリング。果たして結果は・・・

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  結果は既知の通り・・・レッドブルホンダのフェルスタッペンが優勝!

ホンダとしては2006年ハンガリーGP以来13年ぶり2015年F1復帰後の初優勝でレッドブルとのタッグでついに夢の第一歩を踏み出した。熱望していた勝利はPU、チーム、ドライバーのパッケージが最高の形で機能し総合力で勝ち取った素晴らしい勝利だった。2位にはフェラーリ―のルクレール、3位にメルセデスのボッタスが入りトップ3が表彰台を分け合う形に。レース終盤にフェルスタッペンとルクレールの熱いバトルでインシデントが発生、審議となりヒヤヒヤしたがペナルティなしで順位確定。オレンジ色のTシャツを着たファンたちのホンダコールに包まれてグランプリは幕を閉じた。

詳細は各メディアでアナウンスされているので割愛するが波乱含みの今回のレースは近年稀にみるF1らしさてんこ盛りのレースだった。そんな中フェルスタッペンにフォーカスするとFPでクラッシュしたもののマシンのフィーリングには満足していたようで予選では3位。ハミルトンのアタック妨害のペナルティにより2番グリッド獲得(PPのルクレールとの21歳同士のフロントロウは史上最年少記録だとか)、決勝スタートでは気負いからかアンチストールに入ってしまい出遅れて8位まで後退、その後淡々と順位を上げ第1スティントは我慢の展開。ハードに変えた第2スティントで激走開始、フェラーリベッテルメルセデスのボッタスをオーバーテイク後はトップのルクレールを鬼神の走りで追い詰めてゆく姿は往年のアイルトン・セナを彷彿させる走りだった。また、ホンダもレース屋の血が騒ぎエンジンライフに影響が出るかもしれないが勝機を勝ち取るべくパワーモードの使用を進言、素晴らしいパフォーマンスを見せた。そして運命の69週目ターン3で意地と意地のぶつかり合いによるバトルを制したフェルスタッペンはトップでチェッカーを受けた。このレースは間違いなく今シーズンのベストレースになるだろう。そしてメルセデスの11連勝を阻止、マクラーレンホンダの記録をレッドブルホンダが守るというのも因果を感じるね。

ホンダおよびファンの人達には最高のレースとなったが個人的に感動したのは、優勝チームの登壇でレッドブル側がホンダの田辺TDを表彰台へ贈ってくれた事、シャンパンファイトで田辺TDがフェルスタッペンの頭へかけるとき帽子をとって敬意を表した事、そしてフェルスタッペンの表彰台登壇時に左胸のHマークを指さしホンダPUをリスペクトしてくれた事だ。レッドブルスタッフおよびドライバーの深い配慮にただただ感動するのみである。この素晴らしいパートナーと頂点に立つために今後更なる戦闘力アップを期待して次戦イギリスGPを楽しみに待とう。

 

Congrats! Max,Redbull and HONDA!

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