【F1】 2019 ROUND 8 フランスGP
メルセデスの支配が続く今シーズンの流れが変わるか?舞台は再びヨーロッパへ。連戦となる初戦はフランス ポール・リカール。ほぼフラットなこのコースは空力性能が重要なサーキットでフェラーリ―、レッドブルなどがアップデートを持ち込む予定だがメルセデスとの差を縮めることができるか注目だ。
結果は既知の通りメルセデスのワン・ツー。優勝はハミルトン、2位にボッタス、3位にフェラーリ―のルクレール。今季7度目のワン・ツーだがフェラーリ―が少し差を詰めてきている印象。車体+PUアップデートで期待されたレッドブルホンダだがフェルスタッペンは4位、GAPはなかなか埋めることができないようだ。本命のアップデートはモンツァで予定されてるスペック4のようだが前戦からルノーがよくなってるだけに厳しい戦いが続きそうだ。レース詳細は各メディアでアナウンスされているので割愛するが今回印象に残ったのはマクラーレンの速さだ。シャシー性能がかなり改善されたのかストレートスピードの伸びが凄い。しかもエンジンはペナルティ回避のため旧スペックのままなので空力性能がかなり改善したことは間違いない。ベスト・オブ・ザ・レストどころかレッドブルまで喰ってしまう勢いだ。次戦以降のレッドブルVSマクラーレンに注目だがレッドブルはガスリーのペース不足に問題を抱えている。代表はマシンの総チェックをするとガスリーを擁護の方向だが果たしてどうなるか。
次戦のオーストリアはレッドブルのホームGP。昨年はフェルスタッペンが優勝したがスペック3とシャシーのデータ解析で最適解を導きペースを取り戻すことができるか見てみよう。