【F1】2019 ROUND 11 ドイツGP
メルセデスが優位性を取り戻したイギリスGPから舞台はドイツ・ホッケンハイムへ。ここはメルセデスが冠スポンサーとなっているホームGPだ。また今年はメルセデスがモータースポーツ活動を始めて125周年というアニバーサリーGPでもあり絶対に負けられない1戦であったが・・・
結果は既知の通り波乱のGPを制したのはレッドブルのフェルスタッペン！スタートで出遅れのアクシデントやミディアムにタイヤ交換後のスピンなどのご愛敬はあったが終始レースペースがよくレース後半からは抜群の安定感を見せた。路面状況がコロコロ変わる状況での安定したドライバーのスキル、5回のピットストップをミスなくこなしたピットクルー、ストラテジーを支えたスタッフ、ホンダPUの信頼性が見事にマッチした力強い勝利であった。2位には予選を走れず20番グリッドスタートから怒涛の追い上げを見せたフェラーリのベッテル、3位にはなんとトロロッソのクビアトが入りホンダPUのW表彰台が実現！途中ワン・ツーもあっただけにホンダマニアにとって格別なGPとなったのは間違いない。マクラーレンとの決別によりホンダがF1撤退の危機に瀕していたところへ救いの手を差し伸べてくれたトロロッソ。ホンダ陣営もこの表彰台には心から喜んでいたに違いない。因みに表彰台はレッドブル育成ドライバーで占められていた。
その一方でここまで無類の強さを発揮してきたメルセデスがアニバーサリー＆ホームグランプリで今季初めて表彰台を逃すという結果に少し流れが変わりつつあるのを感じた。レースの詳細は各メディアでアナウンスされているので割愛するが今年初の雨のGPはアクシデント続出で慌ただしいレースだったが見ている側から言えば大変面白いレースだった。思うにレースにはアクセントとハプニングが必要だね。
さて次は今季2度目の連戦となるハンガリーGP。噂のスペック4はハンガリー、ベルギー、イタリアのどれかでリリースされるかもしれないと言われているが個人的にはベルギーでのリリースを予想。ハンガリーは低速コーナーが多くPUパワーの差が出にくいので現状のパッケージで十分対応可能である事とイタリアはトロロッソのホームGPとなるのでペナルティーは避けたい事からベルギーが一番いいタイミングだ。
しかしこのペースで戦闘力アップしていくと・・・
フェルスタッペンの逆転チャンピオンは・・・ありか。
それと、フェルスタッペンのスタートミスは優勝へのお約束になるのかｗ
