【F1】2019 ROUND 10 イギリスGP
ホンダ13年ぶりの優勝の興奮が冷めやらぬまま舞台はイギリス・シルバーストーンへ。グランプリ屈指のパワーサーキットでメルセデス、フェラーリが優位とのコメントが目立つ中レッドブルは勢いを継続できるのか注目の1戦だったがその結果はいかに・・・
結果は既知の通りメルセデスのワン・ツー。優勝は母国ドライバーのハミルトン、2位にボッタス、3位はフェラーリのルクレールという結果に。レース詳細は各メディアにアナウンスされているので割愛するが注目のレッドブルに目を向けると・・・
予選はフェルスタッペンがPPから0.183遅れの4位。コメントではターボラグによる損失でPPも狙える可能性があったという事でかなりマシンはいい状態をキープしているようだ。ターボラグの問題はシャーシ性能の向上によるアクセルワークの変化によるもので調整の範囲内で深刻な問題ではないようだ。一方のガスリーはかなり好調でPPから0.497、フェルスタッペンから0.314遅れで予選5位に。今回からフェルスタッペンのセットアップを使って調整する方向にしたのがいい方向に向かったようだ。両者とも決勝のレースペースもよくルクレールやベッテルとのバトルを見る限りフェラーリとのGAPはかなり埋めてきているのがわかる。
残念なのはフェルスタッペンがヴェッテルをオーバーテイクした後追突されて確実だった表彰台を逃した事だがいいニュースもあった。パフォーマンス不足に悩んでいたガスリーがレースでもいいペースを見せ、初めてフェラーリをオーバーテイクするなど素晴らしいパフォーマンスを披露、自己ベストリザルトの4位でフィニッシュした事だ。正直ガスリーのパフォーマンスアップはチームにとって最大の福音となるだろう。
今回のイギリスGPでは後半戦に向けてチームの戦闘力アップが確認でき、チームのモチベーションがさらに上がった事は大きい。今後本命アップデートと言われるスペック4が出てくることを考えるとワクワクが止まらないぞ。
Go for it,HONDA!
PS.ホンダが山本尚貴のF1フリー走行を実現したいようでトロとレッドブルと協議しているようなニュースがでたが是非実現して欲しいね。鈴鹿で実現したら最高だな。