【F1】ROUND 4 アゼルバイジャンGP

　波乱の中国GPから舞台はアゼルバイジャン首都バクーの市街地サーキットへ。昨年はウィリアムズのストロールが3位に入った中団チームもワンチャンスありそうなグランプリです。因みに昨年の覇者はレッドブルのリカルド。中国GPでは今季初優勝したリカルド、2週連続Vと連覇がかかる注目のGP。

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　さて結果は既知の通り波乱のGPを制覇したのはメルセデスのハミルトン。ドライバー、チーム共に今季初優勝。2位にフェラーリのライコネン、3位はフォースインディアのぺレス。フォースインディアは今シーズン初の3強以外での表彰台をゲット。昨年同様中団チームにもチャンスが巡ってきたGPでした。レース詳細は各メディアで報道されているので割愛しますが個人的に応援しているトロロッソホンダはハートレーがついにGPポイントをゲットしました！今回トロロッソホンダは不運もありQ１敗退、グリッドもガスリー17番、ハートレー19番と厳しい状況でしたが決勝は7台がリタイアする大波乱の中、ハートレーは上手くSTR13をエスコートして10位フィニッシュ、うれしい初ポイントを獲得。ガスリーもマグヌッセンとの接触がなければ入賞の可能性があっただけに残念。ただ、トロロッソホンダにとって最悪の条件下でのポイント獲得は今後のモチベーションを考えると良かったのではないかと。また、ホンダのテクニカルディレクター田辺氏からはPUの最高速不足を含め改善を続けるため開発を進めて行くとアナウンス。これからが楽しみなホンダF1ですが今回のバクーではBIGニュースが舞い込んできました。そのニュースとは昨年から噂されていたレッドブルへのPU供給について。GP開催されたバクーで初めての公式会合を開き供給契約に向けた話し合いが始まったようです。ジュニアチームのトロロッソへのPU供給でルノーとの比較ができ選べる立場にあるレッドブル。これまでの経緯からレッドブルはホンダPUの可能性に確信を持ったような気がする。これまでの報道では夏まで様子見モードを匂わせていましたが今回のバクーの会合ではいホンダ側に「PU供給する気はあるか？」といきなり直球勝負にでたとか。個人的にはトロロッソと共に駆け上がってほしい反面、F1界最高のシャーシを持っているといわれるレッドブルとのジョイントでホンダPUの進化を見てみたい気もするし複雑な感情が湧いてきます。ホンダとしては2チーム供給によるデータ収集で開発スピードも上がると思いますので挑戦した方がいいんだろうな。続報が気になるところですが、まずはカナダGPで投入されそうなアップグレードに期待！