【F1】ROUND 6 モナコGP
波乱のスペインから舞台は伝統と格式が最も高く優雅なリゾート地でもあるモナコへ。モンテカルロの公道サーキットでは世界最速マシンたちがウォールすれすれで駆け抜けて行くためドライバーのテクニックが最も要求されるグランプリです。
さて結果は既知の通りFPから速さを見せつけたレッドブルのリカルドが今季2勝目。2位はフェラーリのベッテル、3位はメルセデスのハミルトンで仲良くトップ3チームが表彰台を分け合う事に。やはり中団チームとのギャップは大きく暫くはこの3チームのトップ争いが続きそうだ。詳細は各メディアでアナウンスされているので割愛しますが、優勝したリカルドはMGU-Kのトラブルで１２０ｋW のパワーロス、トップ2速が使えない状態で走り切ったという驚きのコメント。オーバーテイクが難しいモナコとはいえよく抑えられたなぁと思う。また、PU性能のウェイトが大きくないモナコでのレッドブルの速さはシャーシ性能が頭一つ抜けている印象。この結果を見ると実現の可能性はまだ不明だがホンダのレッドブルへのPU供給の件が気になるね。この世界一シャーシにホンダPUを乗せるとどうなるのか妄想するだけで楽しい。そんな中、ホンダと言えばトロロッソのガスリーが見事7位入賞！バーレーン以来の入賞だがこの先マシンのアップデート次第では大化けしそうな予感。しかしその裏でハートレーはレース終盤にザウバーのルクレールに追突されリタイアに・・・FPからガスリーより速さを見せていただけに残念だがあと少し運が味方すればよい結果が見れそうだ。
という事でスペインからマシンの状態は良い方向に向かっており、次戦のカナダGPはホンダPUのアップデートがあるみたいなのでホンダファンには注目の1戦となりそうだ。
2018 モナコGP | リザルト | Motorsport.com
