【F1】 2019 ROUND 12 ハンガリーGP
ホンダが劇的なW表彰台を勝ち取ったドイツから舞台はハンガリーへ。確実に戦闘力が向上しているレッドブルホンダがこのまま上昇気流にのるのか？それともメルセデスが強引に流れを取り返すのか？またはフェラーリ―がサマーブレイク前に意地を見せるのか？後半を占う上でいやが上にも注目せざるを得ない1戦だが結果はいかに・・・
結果は既知の通り、優勝はメルセデスのハミルトン、2位がレッドブルのフェルスタッペン、3位にフェラーリ―のベッテルが入りトップ3でポディウムを分け合った。レース詳細は各メディアでアナウンスされているので割愛するが注目したいのはレッドブルホンダのフェルスタッペン。自身初のPPをついに奪取（通算100人目のポールシッター！）、レースでも終盤まで支配しての2位だった。メルセデスのタイヤ戦略でのギャンブルが功を奏しハミルトンが逆転したのだがマシンにおいてはレッドブルホンダの戦闘力は確実にメルセデスに肉薄している印象だ。後半戦はレッドブルホンダを中心にバトルが展開されるのは間違いないだろう。
さて、その注目のレッドブルだがサマーブレイクに入りガスリーとトロロッソのアルボンの入れ替えを発表（レッドブルは今年はガスリーを変えないと言っていたが）。驚いたのは昇格ドライバーがクビアトではなくアルボンという事。いろいろな記事が出ているが「アルボンのポテンシャルを確認するため抜擢した」というチームの考えがあるようだ。
レッドブルとホンダにとって2020年シーズンのチャンピオンシップを獲る事が当初からの目標だった。来季ドライバーとマニュファクチャラーのタイトルを狙う意味ではシャシーとPUのロードマップは描かれている。あとはドライバーラインナップをどうするかが課題だろう。レッドブルとしてはフェルスタッペンをサポートしチームにもより多くのポイントを持ち帰るドライバーが必要だ。個人的にはベッテルがパフォーマンス条項を盾にフェラーリ―との契約を破棄してレッドブル復帰、フェルスタッペンのサポートをしてくれるのがベストシナリオだが・・・
という事で今週から後半戦がスタートするF1。今後どんなドラマが待ち受けているのか目が離せないね。
